2009-06-17
2009-06-03そうかこれを"編集の力"というのか
■ [design][web]モノや場に力さえあれば何も補足説明がいらない

http://www.buddycarrskateboards.com/
このウェブサイトを見て、たった数ページ:数行の文字情報と写真数枚だけだけれど、ウェブサイトとしてこの商品のことを説明する情報は充分足りてるじゃないかとか思ったりして。*1
このスケボーを"私が"欲しいかどうかという趣味の問題は別として、『プロダクトとして良く出来てるな』って思える。
結局、"手元に欲しいと思わせるプロダクト力"とか"魅力的な人間性(サービス)"とか そういうものが『ズバっ』と見せられれば、別にごちゃごちゃ説明したり飾ったりする必要は無いのかもしれないですね。
というか、むしろそれが出来ないのならば、ウェブサイトなどを作っても、あまり意味が無いような気すらしてきました。
モノや場やサービスなど、なにかしらの現実的なコンテンツを紹介するための広報としてウェブサイトをつくる時、ウェブ/コンピュータメディア自体の表現力(動いたり鳴ったり)で飾り付けるのは極力止めよう。
もちろんアマチュアリズムの世界ではコンテンツ力が足りなくても問題ないんです、みんな作って造って走って踊って歌ってみたらいいと思うのね。それをたのしく公表してやいのやいのコミュニケーションできたら楽しい。
でも本当は、そのものに対して真剣であればあるほど、エブリバディoutput オッケー、じゃない。
プロフェッショナルであれば、恥じらいというか、人様に見せるレベルじゃあございません的な、高い高い自己評価の垣根を持てるかどうかは大事な事だと思います。
■ [web]断定はいけないな

上記のようには書いたが、ただし、最近見た、
Alliance Port(http://www.allianceport.jp/)のひとがリリースしたと教えてくれた
asahi-artfes.net - このウェブサイトは販売用です! - asahi-artfes リソースおよび情報
この仕事は、脳の奥がぞわぞわする感じがした。バランス感覚がよすぎる。
"量が質を醸造する"ときに、いいディレクションが入れば良い物が出来るということもある。それを忘れてはいけないなと反省。
類似例でいえば関心空間 http://www.kanshin.com/ とか(ただし、サイトが最近どんな感じになのかは、未調査)。
その場合も結局は、集まっているのが 良心やプライドである程度囲い込まれた情報発信者でないと成り立たないような気もしてきた…。